友人のTちゃんは人を笑わせるのが大好きだ。だから誰かの誕生日でも結婚式でも、今では自分の会社の行事でもよく僕に映像を作らせてくれる。会場の大爆笑をかっさらうのが快感らしい。いつも作ってくれるから、その注文もだんだんエスカレートして「もっとキツいの、もっと突っ込んだの」と回を重ねるごとにその演出も激しさを増していった。そしてある日、上映後のTちゃんからすぐ報告があった。「もしもし中道ありがとうな」「いえいえ、どうでした?ウケました?」「うん、ウケた。」「結婚パーティーにしてはやり過ぎやったんちゃいます?」「いや、それが、、、」「え、やっぱなんかまずかったんすか??」「いや、それが、新郎新婦が嬉しくて泣いてもうたんや」「え!?」「あんなに馬鹿にしたり、悪口言うたり、色々無茶やったのに、最後、めちゃめちゃ泣いてんなあ・・・」
映像が持つ壮大な力の中でも「歴史を振り返る力」は相当なもんだ。限られた時間の中でも、10年、100年、それこそ人類の発祥から今までであっても、映像ならその経緯をそれはそれは見事に表現することが出来る。そして、どうやら人はこの歴史ってヤツに心が動くように出来ているようなんです。幼少の頃の思い出、学生時代からの友人との記憶、入社から今までの苦労話など、人間なら誰もが、時間が培う「想い」のようなモノが心のどこかにいつもあり、その扉をノックされるのを待っているんですね。
後日分かったことなんですが、この時の新郎新婦もそうでした。学生時代から付き合っていた2人の全てと言っても過言ではない程、赤裸裸な話をTちゃんがしたもんで、それが全て恥ずかしい話であったとしても、それを思い出したことに号泣し、それを覚えていてくれたTちゃんにまた号泣し、そうやって迎えた人生最高の幸せを噛み締め、更に号泣したんだそうです。映像だからこそ成し得る「笑い泣き」だとTちゃんから大絶賛を頂いた中道ですが、これが、今の企業紹介映像のアイデアの元になっているのは言うまでもありません。「素敵、素敵」ばかりではなく、「苦労も、失敗も全て含めた」歴史の全てを振り返る。毎日一生懸命働く社員の、ふと「働き甲斐」を思い出すきっかけになるかも知れません。是非。
後日分かったことなんですが、この時の新郎新婦もそうでした。学生時代から付き合っていた2人の全てと言っても過言ではない程、赤裸裸な話をTちゃんがしたもんで、それが全て恥ずかしい話であったとしても、それを思い出したことに号泣し、それを覚えていてくれたTちゃんにまた号泣し、そうやって迎えた人生最高の幸せを噛み締め、更に号泣したんだそうです。映像だからこそ成し得る「笑い泣き」だとTちゃんから大絶賛を頂いた中道ですが、これが、今の企業紹介映像のアイデアの元になっているのは言うまでもありません。「素敵、素敵」ばかりではなく、「苦労も、失敗も全て含めた」歴史の全てを振り返る。毎日一生懸命働く社員の、ふと「働き甲斐」を思い出すきっかけになるかも知れません。是非。
これは2010.02.25に更新された記事です。 →バックナンバーはこちら


















